バイバイ、またね。

いつも、ベッドからはなれるとき、言っていた言葉だ。

今は、目の前にいるけど、まさかこんなに早くバイバイを言われるとは思わなかった。静かで、穏やかな表情をしている。お世話になった数人の人に連絡をした。みんなびっくりしていた。ぼくだって、びっくりだ。でも、この7年間のLocked in 状態からは解放され、たぶん、ぼくの頭の上あたりから眺めながら、飲み過ぎるなよと注意しているだろう。あるいは、それうまそうだなって思っているのかもしれない。

「またね」・・・が実現する可能性があるのは、それはぼくがそっちに行く時だろう。そう考えれば、それはそれで 「その時」 を楽しみにしながら、もう少しこっちにいるさ。これは、なかなかいいアイデアで、こっちの世界も楽しいし、あっちに行くのも楽しみということになる。なるほど、この考え方はいい。

だから、やっぱり 「バイバイ、またね」 と言っておこう。

このブログは、どのくらい書いたのだろう? 下成さんに紹介してもらって、かっこちゃんの講演会に行って、白雪姫プロジェクトと出会って、ブログを書くことになって、、、、たしか、会社をやめてからだから、もう5年くらい書いてきたのかな。

映画でもなんでも、エンディングっていうのがある。
人生もそうなんだってことくらい知っているけど、けっこう急にきたりする。映画はもっと、そろそろ終わりかな?ってわかったりするものだけど、現実はそうではない。そろそろ、このブログもエンディングを迎えることになったようです。妻の回復期・・・というテーマで書いてきたけど、彼女がちょっと違う道を選びまして旅立ちました。まだ、エンドロールまではいっていないけど、さまざまな思いと、メロディーが流れ始めました。

倒れたときに書いた言葉を、因幡さんに歌ってもらった「ベッドサイド」
白井さんに歌ってもらった「夢の雫」
あきらめないと宣言をして、下成さんに歌ってもらった「ぼくたちのルール」

この精神は、ずっと、これからも、ここにある。
まだしばらく、こっちにいるけど、今度は、ぼくが追いかけよう。
必ずそっちにはいけるから、急ぐ必要はない。ゆっくりと、ゆっくりと、そのうち追いつくさ。

ありがとう。バイバイ、またね。


バイバイ、またね。」への3件のフィードバック

  1. 河本紫葉

    やれる範囲の事を、素敵にやり続けて来られた西嶋さん。
    奥様は幸せだったと思います。 合掌。
    紫葉。

    返信
  2. くるりん

    えっ?
    奥様が旅立たれたのですね?

    病室を変わられて、発熱が続いて見えたから、心配はしていましたが、まさかこんな早くに、、、、

    本当によくされましたよね
    奥様もよくがんばられましたよね
    さみしくなりますね
    お悔やみ申し上げます

    しばらくはお忙しいでしょうけど、落ち着かれたら、少しゆっくりしてくださいね
    いつも、心温まる文章をありがとうございました

    合掌

    返信
  3. 琴葉

    奥様がお亡くなりになられたこと今ほど知りました。
    心がえぐられるようです。
    主人も脳幹出血なので、見ず知らずの私ども夫婦も心の支えとさせていただいておりました。
    本当にありがとうございました。
    奥様は、自由を満喫されていらっしゃることとお祈り申し上げます。
    どうか、ご自愛なさってください。

    返信

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