月別アーカイブ: 2017年7月

夏の闘い

北側の部屋だけど室温が高く暑い。どうも、クーラーの調子が悪いようだ。設定をみると、22度になっているが、暑いままだ。ちょうど処置をしにきてくれた、本日の担当の看護師さんに、ズバリ質問してみた。

「お熱計らせてもらいます」
「少しありそうですね。今日は、車椅子にものろうとしないんです」
「目とかで、合図するんですか?」
「ええ、瞬きとか、調子良いときには、口の形で「い」「う」=「行く」と返事しますよ」
「そーなんですね、、、あ、37.7度ですね。あがっちゃいましたね」
「ところで、クーラー壊れてるんすかね?」
「すみません、、、ここ効きが悪いですね。どうも、業者さんが来週には来るという話をきいています」
「そうですか。そりゃ、助かります」

・・・と、いうわけで、あと1週間ほどでは、改善されるのではないかと思われる。熱が高いと、酸素量も90を割ったりと、やはり、体全体に影響がでるようだ。もちろん、だるくて、車椅子も単剤もやりたくないみたいだ。少し端座位やろうよ・・・といっても、完璧に無視。みごとである。無視は「NO」という意思表現のひとつの手段である。

でも、できれば、意思伝達なのだから「無視」以外の方法で、伝えてもらいたいものだと思う。なんせ、無視されるのは、寂しい。

ぼくがただベッドサイドにいるだけで、汗ばむほどの室温だ。体温調整が苦手な状態の妻は、かなり影響されるだろう。この部屋にひっこしてきて、11日がすぎた。この間は、猛暑つづきだったから、体力も消耗しているだろう。まだまだ暑い夏はつづく。早くクーラーが直るといいな。

お引越し

この病院に来て今年で7年になる。妻が倒れて最初の転院先を探すことができたのは、奇跡にちかい出会いからだったが、本当にあのころの病院探しは、生まれてはじめて絶望感というものを味わった。奥沢病院の松村院長と出会い、患者サイドにたった徹底的なサポートを得て、そこからは、転院は仕方のない儀式として、受け入れ、4回の転院を経て今の病院にたどりついた。

その病院の中で、3階から2階へと病室が変わっただけなのですが、やはり環境はちょっとしたことで変わるものです。

移った先の部屋は、北側の部屋の窓側のベッドでした。北側と聞いていたので、あまり気にしていなかったのですが、窓側は思いの外、熱がたまっている。これは困った。まさにこれから夏本番である。窓側がこんなに気温が高いとは予想外だった。

妻は脳幹出血により遷延性意識障害となったわけですが、脳幹は、呼吸と体温調節の機能を司るので、この体温調節機能がとても苦手です。このポジションに来て10分後には、体温が0.5度上がった。このまま、上がっちゃうんだろうなと思い、アイスノン。ベッドを少しても、窓から離させてもらい、隣の方のほうへとポジショニングした。この50cmで、温度がかなり違う。これから、この夏は新たな試練だなと思っていた。 続きを読む