月別アーカイブ: 2017年5月

ネーミングとイメージ

昨日、一昨日ととてもカラッと晴れていた。いつもの公園の木陰でアイスだった。昨日などは、アイス食べにいく?と聞けば「う」と返事をして、食べる気満々のところを見せてくれた。嚥下もずいぶんスムーズになってきているように思う。ところが今日は、37.7度、ぐったりちゃん。アイスノンをもらい、頭の下と、背中にあてて昼寝中だ。

昨日、週に一度見てもらっている歯医者さんからある説明があった。あー、またか・・・という感じだ。厚労省の見解で、口腔ケアは治療ではないという見解が示されたということだった。まぁ、いい。人生の隠れた落とし穴には、もう何度も落ちた。このくらいは、ちょっと砂場に足をとられた程度のもので、びっくりするほどではない。

ただ、口腔ケアが、脳に直結するマッサージであることや、肺炎の予防になっていることなど、知らないんだろうなぁ・・・。 続きを読む

楓のしたで雨宿り

病院についたら、今日は、けっこう積極的に挨拶がきた。そして、車椅子は?といくと、すぐにアゴを上にツンツンと突き出して、OKというサインが来た。最近、無視されることが多かったので、ちょっとうれしい。

外にでると、小雨。でも、涼しくて気持ちがいい。いつもの公園の、楓の木の下で雨宿りしようとしばらく、そこで、涼んでいた。そうしたら、急にギロリと睨まれた。「あれ?気に入らなかった? キャンプ気分でいい感じじゃね?」ギロリ・・・あ、このギロリは「バーカ」ってことだろう。

少しは読めよ。・・・という意味からもしれない。そりゃ難しい。 続きを読む

じゃがいも、トマト、未来のえがお

3週間ぶりにインフルエンザも収束し、館内移動もできるようになった。いつもの公園で、久しぶりにゆっくりした。風が少し強めだったから、背中で風をうけるように車椅子をポジションしていたら、やたらと、ぼくを睨んで、首を振る。一般的に言えば「おい、そこにいる木偶の坊、どけどけ」というような非常に悪い態度である。たしかに木偶の坊ではあるが、妻からそこまで言われる筋合いはない。・・・と考えていると、どうも、ポジションとして景色がつまらない。

北西の方向を向いていたその先は、クリーニング工場があるだけだ。景色としてはつまらない。それで、首をグイグイと振って、反対側にポジションを直せという意味だったらしい。木偶の坊のぼくは、そんなにすぐ首振りの理由をわからず、ますます、首振りはしつこくなった。

はいはい。そんなわけで、車椅子を南東へ向けた。風は顔に直接あたるが、気持ちがいいようだ。これ以上強くなれば、少し角度を変えよう。ポジションは納得いったようである。

この向きで、ぼくがベンチに腰掛けてみると、ぼくの足の先、、、写真でいえば、ツマ先から上のところに木が一本。その先の駐車場のさらに奥のところに、小さな畑を発見した。

立ち上がって畑をみにいっていみると、こんなかわいい畑だった。 続きを読む

今、出来ること

かつてよく仕事をしたデザイナーの女性が倒れたと連絡がきた。4月の末頃の話だったようだ。脳幹出血だった。言葉にすることができない気持ちなのだが、ぼくだから出来る考え方というものがあるかもしれないと、頭の中で思いを巡らしている。

ここ2週間、病院の中はインフルエンザ予防のために、他階への移動ができないため、テラスで妻と過ごすことが多い。ここのテラスは、気持ちが良い。そして、視点を変えると、たくさん美しいものが見つかる。先日雨上がりにテラスに出たときには、表面張力を目一杯発揮した葉の上の水滴などを、改めて見つめるてみたり、今日は強い日差しの中でも凛と存在感を見せる、名も知らぬ小さな花などの美しさいに見とれていた。全体をみると、なんとなく、見落としてしまう。だけど、視点を変えて近づいて見てみると、どんなに小さい世界にでも、ゆるぎない自然の力強さが息づいている。 続きを読む

どこでもドアな休日

今日は、いい顔をしている。不敵な面構えというのは、いういうタイプの顔だろう。ぼくの顔を見るなり、首をクイッと横にふる。たぶん、車椅子でどこかに連れて行けという命令だろう。ぼくは、もちろん畏まりましたと車椅子を組み立てはいめた。

看護師長さんに、吸引をお願いし、車椅子にのせようと思うと、なんと、病院にインフルエンザの兆しがり、他階への移動は禁止になっているという。。。。残念。
なんだ、こんなに気持ちのいい日に外に出られないのか・・・・と、その時、思いついた。

「あの、テラスに出ることできますか?」
「テラスは、この階だから、大丈夫です」
「では、テラスに出る扉を開けてもらえますか?」

というわけで、心地のいいテラスを、妻は独り占めすることに成功した。 続きを読む