月別アーカイブ: 2017年3月

親友

昨日、優さんが来てくれました。
妻は、倒れてから何人か友達を作りました。倒れてから3年をベッドで過ごしたのち、52歳を過ぎて、守本さんご夫妻とは出会い、奥様の優さんとはあっという間に親友になりました。

ベッドで生活している人たちにとっては、特別な出会いですが、一般的な目からすると、風変わりな友達ばかりです。妻の友人は、ほかには、国学院大学の柴田先生と奥様。だいたい同世代の友達で、みんな音楽好きなこともあり話があいます。

この出会いは、白雪姫プロジェクトのかっこちゃんからのつながりで広がった出会いですが、妻にとっては、まったく不思議な出会いだっただろうと思います。2013年の春、ぼくが会社を辞めたことをきっかけに、動く範囲が仕事以外へとどんどん広がり、そんな中で障害をもつ方々のつながりで知り合っていきました。 続きを読む

カモン!コブシ

昨日、街中を歩いていたら、コブシが満開に咲いている木を見つけた。おいおい、知らないうちに、こんなに満開か?とびっくりした。病院前の公園のコブシはどうだろうか?今日は天気もいい、風はつめたいけど、日差しが暖かいから、外に連れだせそうだ。午前中に、お墓参りと買い物をすませて、そのまま病院へ。14時到着。

ベッドサイドに顔をだすなり「おい、車椅子のるぜ!」と言うとかすかに目で「わかった」と返事をした。あいかわらず、せっかちな人だというような、ちょっと迷惑そうな顔をしていたけど、天気と気温、風の具合の条件がそろっている、気にしている暇はない。日差しの時間は短いのだ。とっとと、ぼくのジャンパーを着せて車椅子にのっけた。 続きを読む

オモテナシ

5日ぶりの病院。
毎日来ていると、あまり歓迎されないけど、このくらい久しぶりだと、けっこう歓迎してくれる。しめしめ。これもいいものだな。今日の歓迎は、特別な技だった。

左の親指を大きく動かすという動きを披露してくれた。これはすごい。しばらく、見とれていた。はっと思い、携帯ムービーを構えたら、そこからはパッタリ出来なくなった。ぼーっとしている間に、力つきてしまった。

息子たちはなかなか来れないから、ムービーにとってこんなこと出来たと見せたくなる。本当は、見せれても、見せられなくても、本質は変わらないから、それでいいんだけどね。カメラにとるより、その事実をじっくり見たほうがいいと思うけど、見せたい気持ちもある。欲張りなのかな。

これが出来るようになったということは、日々、妻は妻の中で努力をしているということだろう。ちゃんと、自主トレをしているのだろうと思う。

いつの頃からか、言葉もわからなくても、それはそれで、成立しているからいいやという気分になっていたんだけど、最近、たまに何かを訴える目をしたり、口をモゴモゴしたりする。何をいいたいんだろうなぁ。やっぱり、こういうときに、一家に一台、もれなく、柴田先生や優さんがいるといいんだけど、そうはいかない。

きんこんの会にもしばらく行けていない。やっぱり言葉がわかるとうれしいだろうな。今度、優さんにきてもらって、もう一度、指筆談ならおう。妻も、日々努力している。がんばろっと。