月別アーカイブ: 2014年4月

エナジー分身の術

昨日、2回目の散歩に出る時、廊下で声をかけられた。きっかけは、かっこちゃんだ。僕が同じ階でかっこちゃんの話しをしていたというのだ。たぶん、先日お優さんに来てもらったときに、待ち合いスペースで話しをしていた時のことだったのかもしれない。「あのー、先日、かっこちゃんのお話しされていましたよね。かっこちゃんって、あの白雪姫プロジェクトの方のことですか?」・・・と、これが話すきっかけになった。かっこちゃんは、誰も知らないところで、こうやって人と人を繋がらせていってしまうわけですね。 続きを読む

The fool in the park.

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昨日までカラッとしていたのに、きょうは湿度が高くなってきた。外に散歩にでたら、ポツリポツリと雨が降り出した。大した雨ではないので、しばらく風に吹かれながら、雨の中にいた。「このくらいの雨は、キャンプなら快適なうちだよね。ほら、みんな病院の中にもどるよ。ぼくらはばかちんだから、まだ公園だよ。The Fool in the Parkさ。そりゃ仕方ないって、あんたが選んだんだ。だから君も同罪ってわけ、ぼくらはバカチンなのさ。」なんだか、楽しくなってきた。

先日のきんこんで、妻は快適な人生を送っていると言っていた。それはよかったね。でも、ほら雨の中でもお散歩しなくちゃいけないのだ。へへへ。 続きを読む

人生のカラクリ

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病院の窓が開いていて、爽やかな風がベッドサイドまで届く。お昼ご飯あと、そんな最高なベッドの上で眠っている。これがハンモックだったらもっと良かっただろう。しばらく、目があくまでほっておこう。・・・90分ほどして目がさめた。まだ、ぼーっとしているけど「車椅子のる?」ときくと、かるく <う> と返事を返した。

外の風はつよいけど、かっこちゃん手作りの目の保護カバーがあるから大丈夫だ。外にでてしばらく木陰ですごした。目は閉じたままだけど、やっぱり外は気持ちがいい。ハナミズキが奇麗だ。モクレン、桜、ハナミズキ、この季節は本当に気持ちがいい。 続きを読む

バカボンパパへの道(The Long And Winding Road)

病院に到着したらベッドは空っぽだった。あー、リハビリだな。よし、捜索しにいこう・・・と思っているところに、痰の吸引にもどってきた。リハビリは途中だったけど、吸引のためにもどってきた。吸引後、引き続きでイルームへと移動して言語リハビリの続きをはじめた。

先日のお優さんの口のリハビリあとだから、ここはかなりカッコイイところを見れると期待して付いて行ったのだが、さっぱりだ。目を閉じてしまい、なんだかやる気がない。まったく「おーい、清美さーん。やろーよやろーよ。ほら、口のあけてさ、べーってやるの、出来るでしょ?」<・・・>「そー言わず、行ってみよう!ババンババンバンバン!」<・・・・>、、、無視だな。およびでない、およびでない、、、というような、リハビリを少しだけやって終了した。 続きを読む

「当たり前」の順番

お優さんが来たときに、口の運動をしてくれた。これは、ぼくはやっていなかった。それがすごくて、お優さんが導いてくれると、自然とやる気が出るようで、すごい積極的にやるのだ。これだよな。リハビリとはこういうことなんだな。愛情が前提なんだ。

回復のための“作業”じゃないんだよ。当たり前の話しだけど、順番がちがうんだ。でも、この順番は、つい間違う事がある。それは、ビジネスのための音楽を長年やっていたことがあるぼくにはよく分かる。今だからこそ、もっとよくわかる。 続きを読む

嬉しそうなふたり

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お優さんが来てくれた。妻とは久しぶりの対面だった。
「今月は、どこかでお優さんが来てくれると言っていたよ、相変わらず忙しくて、西へ東へと飛び回っているよ」・・・なんて、伝えていたから、きっとそれが昨日だったとは思わなかったようだ。病院についたときに、僕の顔を確認しながら、いつもの<あ、来たのね>というような顔をした。で、「やぁ、今日はついにゲストがやってきたよ」と伝えたら目のまわりの筋肉が<じぇじぇ?!>という動きで表情を作り、お優さんの顔を見つけた瞬間、あぁ、これがこの人の喜びの顔なんだなという表情になった。・・・いいなぁ・・・お優さん。 続きを読む

俗物図鑑

妻は、この会に参加したことで、みなの仲間になれたことがうれしくて仕方がないと発言をはじめた。自分が二人の子供を育ててきたこと、そして後ろにいるのがちょっと変わった旦那だということ。昔はバリバリ仕事していたこの旦那は、私が倒れてから仕事をほっぽりだして会社を辞めて、私の介護ばかりをするようになったこと。そしてここに来ている人たちは、お母さんたちが多いけれど、もしも倒れたらきっとご主人はこの旦那のように、しっかりと看護してくれるでしょうから、安心して生きていけばいいなどとジョークを飛ばして笑いを誘っていた。

その上、柴田先生のご夫婦には、どちらが倒れても、言葉が読みとれる夫婦だから、安心してどちらが倒れても大丈夫。妻が倒れれば夫が、夫が倒れれば妻が言葉を読みとれるから、一度試しに倒れてごらんなさい・・・などと、かなりブラックなジョークを飛ばしていた。僕がいうならわかるけど、妻がこんな場面で、ここまで発言できるとは思わなかった。 続きを読む

きんこんの会

昨日は、きんこんの会でした。
病院を出る前に、院長先生が来てくれて「今日は外出ですね。最近は奥さんの反応がどんどん良くなっていると、スタッフからも報告があります。どんどん、刺激を与えてください。帰りは遅れるときは電話をくれればいいですから、気にせず、ゆっくりと外出してください。」・・・と話しをしてくださいました。本当に有難い。

先生はまた「私たちの仕事は、自分がどれだけ辛くても、それを顔に出してはいけない仕事です。患者さんが、そんな表情をみたらすぐに不安になってしまいますから。でも、そんな中で、自分も仕事が生き甲斐で、しっかりやらなくてはと思うことは、結局、患者さんたちからエネルギーをいただいているんです。患者さんからパワーをいただき、そしてぼくらも頑張ると言う事ですね。」・・・と立ち話をさせていただいた。本当に、このような病院にこれたことに感謝です。妻も、この会話を聞いていたでしょうから、とても心強く感じたのではないでしょうか。 続きを読む

ごちゃまぜ進化論

久しぶりに今週から学校の講師がスタートした。昨年のミュージックビジネスというクラスは、エンジニア希望の生徒たち対象だったので、レコーディングについての話しを中心にできたので、得意分野でやりやすかった。ところが今回は「音楽業界総論」という、なんだか壮大なタイトルがついている。しかし、今の「音楽業界」のイメージは知っての通りそんなにいいわけではない。しかし、どんな時代でも新しい音楽が生まれ、新しいビジネスが生まれ、急にぼくらの上を飛び越して急成長した切り口がある。僕らの経験したルールや、音楽論、ビジネス論を伝えているだけでは、それは歴史の授業をおっさんがブツブツ話しているだけのことになる。なので、もっと面白いことにしていきたいと考えながら、今日は次回の授業の仕込みをしていた。

午前中は、そんな真面目なことをしていたら、つい時間が過ぎてしまい、三味線のお稽古にいく時間ギリギリになっていた。 続きを読む

なんだかんだそんなもんだ

昨日、髪をカットした。またショートになった妻に「スッキリしていい感じだね!」と声をかけた。<何言ってんの?>・・・という目で僕を見る。そう、妻はロングにしたのは知っている。本当は腰まで髪の毛を伸ばしたいのだ。でも、今はそれは無理だ。左目は閉じにくく、うまくまぶたをコントロールできない。髪の毛が長いと、目の中に髪の毛が入っちゃう。だから、定期的にカットしてショートにしいる。毎回、どうせなら、エイリアン3のシガニー・ウィーバーみたいに坊主にするのもカッコイイと思ってしまうのだが、その衝動をこらえて、ショートにしている。 続きを読む