リハリビリと課題の分離について

最近、知り合いから紹介してもらった天彌(アマミ)という発酵エキスを、経管栄養からほんの少しだけ入れてもらっている。ぼく自身もしばらく試してみてから、腸の調子がとてもよくなったので、これはいいと思って使い始めた。ただし、とても高価で、そのうえ、ものすごく臭い。これが半端ない臭さであるが、胃瘻である妻は気がつかないですんでいる。1日ほんの1mgという量でスタートした。おかげで、腸の状態はここのところ調子のいいようだ。

希釈して目薬にもいいと聞いたので、やってみて1週間。左目が麻痺で、意識的には閉じられないのだかけど、目の充血も今日はすっきりと綺麗になっている。なんだか、顔のツヤも良くなっている。発酵とはすごいものなんだな。院長先生の評価はどんなんだろう?3月のカンファレンスが楽しみだ。

最近、病院滞在時間が短いことが多いが、端座位だけは、ほぼ毎日できている。端座位はだいたい20分程度だから、マッサージと端座位で1時間あれば、なんとかなる。今日の端座位は、眠そうであまり気乗りはしていなかったようだけど「やる?」と聞くと「いいよ」って感じで、瞬きをした。

これは、ぼくの受け取り方なわけだけど「いいよ」って、そう受け取ることにして端座位をした。さて、今日は首を持ち上げられるのかな?最初の体勢で首をおとしている状態で、しばらく眺めていた。プルプル震えて、持ち上げようとしているけど、うまくいかなかった。昨日もだめだった。まぁ、そんな日もあるよね。・・・と、その時、今日のお昼にリハビリを担当してくれた、作業療法士さんがやってきた。

「最近、この体勢から、首を自力でもちあげるんときがあるんですよ。」
「今日はとても首の調子よくって、すごく良かったですよ!」
「あーなるほど、そこで力出し切りましたね(笑)」
「リハビリで出し切っちゃいましたか?すみませーん(笑)」

なんて、会話をして、それからしばらくし端座位を続けていた。
また首がカクンと落ちてしまった。今日は無理かなと思いながらも、しばらくそのまま、眺めていたら、プルプルプルともう一度トライしはじめた。難しいだろうと思いながら、見ていると、かなりいいところまで来た。ここで、手を添えたくなっちゃうんだよなぁ。。。。と、思いながら、ぐっと我慢して眺めていた。そうしたら、やっぱりダメだった。

ぼくは、手を添えずに、しゃがんで顔を覗き込んでみた。妻と目があった。そして「いい線いっているよ!もう一息だ!」と声をかけたその瞬間、グイーンと一気に首を上まで持ち上げた!!

やっぱり「応援」なんだな。アドラーの言う「勇気づけ」である。これは、また新しい一つの方法を見つけた。しゃがみこんで、顔を見て「応援」する。これはいい方法だ。

あぁ、作業療法士さんに見てもらいたかったなぁ。・・・あぁ、これは褒めてもらいたいという「承認欲求」かもしれない。いかん、いかん。不安が一つあるとすれば、ぼくの顔が近くに来たから、いやだったのかもしれない。ぼくを避けるように顔をあげたようにも思える。まぁ、それでもいいのだ。アドラーの「課題の分離」からすれば、それは妻の課題である。ぼくの不安はぼく自身が解決しなくてはならない課題である。しかし、これは簡単な課題である。ぼくとしては、ぼくの「応援」が届いたという風に理解しておこう。


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