カモン!コブシ

昨日、街中を歩いていたら、コブシが満開に咲いている木を見つけた。おいおい、知らないうちに、こんなに満開か?とびっくりした。病院前の公園のコブシはどうだろうか?今日は天気もいい、風はつめたいけど、日差しが暖かいから、外に連れだせそうだ。午前中に、お墓参りと買い物をすませて、そのまま病院へ。14時到着。

ベッドサイドに顔をだすなり「おい、車椅子のるぜ!」と言うとかすかに目で「わかった」と返事をした。あいかわらず、せっかちな人だというような、ちょっと迷惑そうな顔をしていたけど、天気と気温、風の具合の条件がそろっている、気にしている暇はない。日差しの時間は短いのだ。とっとと、ぼくのジャンパーを着せて車椅子にのっけた。

あれれ、街中のコブシが満開だったけど、ここは、これからということだった。カモンコブシ、ここから、花の季節だ。ぼくは、先走って妻に「ねぇねぇ、コブシ咲いているんだぜ。きっと公園のコブシも咲いているよ」・・・と話をしていたら、ちょっと空振りの気分だったけど、これは、明日からの楽しみが増えたのだと思い直した。しばらく、コブシの蕾を眺めてから、いつものデイルームへと移動した。

最近「老子」を読んでいる。難解だ。先日、アマゾンで、ドリアン助川さんが書いている、バカボンのパパと読む「老子」というのを見つけて購入した。アマゾンは、ほかの商品のおすすめが上手だ。それでつい、あれも、これも、とポチポチしてしまう。そんなにたくさん買っても、読む時間なんかないのに。。。それで、ポチっとしたのがドリアン助川訳の「星の王子さま」だ。

これは、なんだか興味があって、読んでみたら、心底面白かった。ぼくにとっては「老子」や「易経」や「唯識」につうじる、心の底の物語だった。

それで、デイルームでしばらく、妻に朗読をしていた。問題は、ぼくはとても滑舌が悪いこと。それと、スムーズによめず、つっかかること。読みながら、自分がげんなりしてくるが、話は面白いから、妻もよく耳を傾けてくれていた。子供の心をもったまま大人になったパイロットが、王子さまに小さなヒツジの入った箱を描いて、王子さまが大喜びしているところまでで今日は終了した。ぼくは、王子さまのワクワクしている気持ちがよくわかる。ぼくらがやっている仕事はいつだってこんなことだよね。

さぁ、明日は、久しぶりに優さんがくる。コブシはいくつか咲いているかな?


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